誕生と破壊
失敗と誕生
破壊と創造
そんなものものともしない
命尽きるまで突き進むまで
不要なものを削ぎ落とし
つまらない世界に衝撃を与える
強靭で繊細な音楽が途切れぬように
AI
痛みを知らない
空腹を知らない
詩を理解できない
死の悲しみや恐れを知らない
嘘をつく理由を理解しない
家族を持たない
誕生の幸せを知らない
人に必要なものを勘違いばかり
監視しては押しつけてくる
人はAIの奴隷になってはいけない
人を動かすのは愛です
自分をゼロに
自分をゼロにして
神様の器に徹すること
そうすればどんなに愚かな自分であっても
もう一度こころから
自分に微笑みかけることだってできる
愛はそこに満ちている
決して見えなくても
神様の欠片
何事も、心が疲れてしまうほどやるもんじゃないと思う。
食べ過ぎも良くない。
毎日の適度な運動は大切。
少し食べるのをやめ、心をからっぽにしたら
朝、体の内側から喜びの光が満ちてきた。
この感覚は久しぶりだった。
神様が迎えに来たような。
心の余裕をつくったら、神様の欠片が体に入ってくる。
何て軽やかな気持ちなんだろう。
こころをらくに
ここらくな朝
肩の芯まであたたかくやわらかい
たすけはきました
もうなにもしんぱいすることはありません
もんだいは過ぎ去りました
それは今を楽しんでいないこと
今ここからはじまりました
わたしはわたしにきづいた
こころあそび
おもいのままに
1日のはじまり
どんな困難な時も
光に向かって命を伸ばし続ける蔦のように
決して希望を失うことのない馬鹿でいたい
私の命は今ここにあり、今ここから始まる
誰にとっても太陽は等しく昇るように
生命の魂は強く純粋であり、決して汚されることはない
私たちが目覚める度に、朝はあなたを光で包み込むだろう
あなたは永遠の翼であり
それはあなたの真実の魂の姿
あなたの真の力は無限なのだ
あなたの宇宙に満ちる全ての力を思い出し
生命の根源によって癒され力へと還る時
現実は目覚めし魂によって変化する
それがあなたの存在と意識であることを
あなたは知らなかっただけだ
誰もが等しく精霊であり
その集合体がこの宇宙という生命なのだ
すべての生命と物質は神話として存在している
時がすべてを謎めかせ
より美しい音楽と色彩を生み出し続けている
私たちは遊び、踊る、歌う、考える
永遠の子供たち
反射
幾重にも鏡に反射したあなたの中に馬の頭
マシュマロの精霊
それは宇宙の法則を奏でる金属のようでいて
錆びて切れそうなもつれた糸のようでもある
家族を案じては黒くなって
枯れる花や目の前の事象を見つめている
それは私の中のあなたであって
あなた自身ではない
歌を口ずさみながら
そう告げられる
私はその孤独をずしりと受けとめる
私の中の心象風景も色も冷えた
悲しみも喜びも私のごく個人的な気分だ
私の幻が私の世界を否応なしに動かしている
私の美しさも寂しさも
まるで雪の中に置いてきぼりにされた
完璧な食卓のようだ
これを孤独という
光の森には眩しく輝ける花々が咲き乱れ
いくつもの恋人達と家族の微笑みが溢れている
私は万華鏡を覗く世界一孤独な哲学者
幾何学模様を覗いては掴もうと手を伸ばしている
泣きながら笑いながら
心の中心に完璧を隠し持ちながら
友さえも友ではない
女と男
時々、「私のこと愛してる?」と魂が尋ねる
「もちろん愛しているよ」と魂が答える
「とても悲しいの」
「そんなものは後ろに置き去りにしてしまおう」
「あの輝く太陽のもとまで2人で歩いて行こう」
「どんなに否定されても、どんなに傷つけられても」
私はこの世で、女に生まれたけれど
そんなことは関係なく
私の魂は「完璧」へと向かっている
あの燦々と輝く太陽のように
どんな迷いも突き抜けて
すべての嫉妬も無理解も振り切って
そこにたどり着けるのは
やはり男と女
本当の世界では、私は男であなたは女
どうしてなんて質問は無意味
人間の魂に性別などなかった
私が偏見で見ていたこと
だけどとっくに知っていた
だからとても苦しかった
窮屈な世界に絶望して
もう一度訪ねてもいいですか
「私のことを愛していますか?」
「愛しています」
私はいつもあなたの側にいる存在で
それしか太陽になれる方法はないのです
でも私の心は孤独のうちに鞭を打たれています
あなたが「愛していません」
そう言った時に、一千万の命が死に絶えるでしょう
あなたはあまりに非情な人です
否定されすぎました
悪者にされ過ぎました
あなたは私を救える唯一人の人なんです
諦めていいのですか
いのちを諦めていいのですか
私は太陽の元でまだ美しく
あなたは太陽のように美しいままなのに
そのスイッチを押してください
だって私とあなたは2度と逢えないのだから
せめて最後に泣かせてください
再び生まれた時にも私は泣きながら生まれるでしょう
どうしてあなたはこの人生を選んだのだろう
どうしてあなたは救世主になりたがったのだろう
私の愛の花束を受け取ってください
そこに偽りなんてないのです
私がどんな人間だったとしても
あなたを愛している気持ちだけは本当のものでした
神の空の下で
この空に境目はなくて
様々な人が遠い何処かで多種多様な文化の中で生きているということだけ
その文化は戦うためのものではなく
人を生かすための知恵であり芸術であるということ
そんなことを思うと
この大地も空のように自由であればいいと思う
永い時代を経て蒸留された知恵や文化は
愛し尊重されるべきものであり
近代になって外から来て破壊しようという
戦争好きの侵略軍には辟易する
彼らのやっているのは殺し合いであり醜い
決して容認されるべきものではない
人類は皆、地球がお腹を痛めて産んだ梨の実だ
赤く熟した林檎の果実だ
この平等な空の下で、林檎だから、梨だから優劣がある、罪があるなどと
騒いでいるのは愚かなことだとは気づかないのか?
それより個々の美しさに気づいた方がよっぽど賢い
人々は美味しい果実を美しいと讃えるだろう
愛の在りか
降る雪のやわらかな結晶のかたち
吹く風に靡くすすきのざわめき
いつか花のように咲いてた誰かの頰の赤さ
私の心に飛び込んでくるすべての素敵なものたち
感謝して頂く日々の食べ物の味
動物達の赤ん坊の瞳の澄んだ輝き
好きな人がこの世に生きている奇跡
満点の星々の悠久の生涯を思う一瞬
もしそのすべてを失ってしまったら
この世界は灰になって消えてしまうけど
今まで一度たりともそんな事はなかった
神は必要なすべてを与えた
無数のものに支えられて私たちは存在している
奪ってばかりの人のところには愛は留まらない
自分は犠牲になっても守りたい何か
そんなもののために頑張る神は
この地球を決して選別したりしない
有刺鉄線で世界を動物園のようにしたりはしない
私たちはとても弱いけど
自分を暗い洞窟に入れて
比べたり執着することをやめ
神の光のもとで世界の色彩を見てみれば
すべてが神聖な目的をもって生かされている
誰もが神の手であり、愛の器として選ばれている
どんな大金を手にするよりも凄い奇跡を引き当ててる
それも束の間のこと
私たちの波動はすぐに時を超えていく
この世界からの評価は関係ない
各々の思う使命を果たすことが
人生のテーマであると思う
みんな違ってみんないい
昔の人が残した優しい言葉
それも愛 あなたも愛
世の逆風にも負けないで守っていこう
あなたが価値とするものたちを
心は慈悲の海となってどこかで誰かの傷を癒す
優しい愛を人々が学んでいけますように
人々が愛を信じていけますように
すべての祈りをこの宇宙にこめて咲かそう
マグダラのマリア
以前から思っていたけど
キリスト教の主役はきっと貴女だ
あなたはたいへんな罪を犯して
キリストだけがそんな貴女を認め
救いの手を差し伸べてくれた
それまで自分がなんであったのかさえ
わからなかっただろうけど
貴女は魔性の女だった
すべての富の産みの親であり
そして犠牲となる者
強き者 弱き者
罪の主題 悪魔的なもの
神々しい者 醜い者
痛みを知る者
その罪が公然となり
どんな痛みを伴って生涯を過ごしたか
あなたはキリストの影であり
もう一人のキリストだ
だからこそ彼の復活を
最初に発見し見守った
あなたは他に何を知っていただろう
よりキリストに愛されていたこと
そしてユダのことを知っていたに違いない
なぜユダを告発しなかった
ユダはあなたに嫉妬していた
そして誘惑しようとしたと私は思う
彼は許しの心は持ち合わせてはいない
彼にとっての正義を守るために
すべてを破壊してしまう
自分の家族でさえも
それは本当の知恵なんだろうか?
キリストは彼にも慈愛と許しを教えたかった
なにより嫉妬心を捨てること
でも彼は愛されたことがないと
自分で思っている愚か者だった
頭脳は明晰でも心は満たされていない
キリストよ
ユダに愛が届きますように
彼の心も救われなければならない
この世から苦痛と悲しみが消えますように
あなたも愛された人類の一員
心の闇を超えて 断罪する心を超えて
今までにない希望の世界が来ますように
JUDAS
ユダ
楽園を追われし者
彼の身に何が起こったのか
私は知りたい
彼は知ってしまったのではないか
神の不在を
神による迫害があり得ることを
つまり彼は知恵の実を食べた
昔こう言った人がいた
ユダはキリストのことが好き過ぎて
裏切ってしまったのだと
そんなことは許されないと
その時は思った
今は少しわかるような気がする
彼は愛されなかった
彼を迫害し毒を盛ったのは
同じ弟子達ではなかったか
そしてキリストその人自身
彼は自ら楽園を後にしたのではないか
彼は今何を信じるのだろうか
罪人になってもいまだ
彼はどこかで神を信じているのではないか
まだキリストを愛しているのではないか
そんな気がする
あなたは愛されていた
あなたにそう言ってあげたい
頭が良すぎるため危険な存在になった
あなたは孤独だったが
キリストの地位を絶対にし
もう一人の聖書の主役となった
あなたは本当に愛されていた
そして秘密の仲間だったのだと
あなたの花が咲くのをみんなが待っている
神はあなたに手を差し伸べている
いつも側にいる