天使の祈り

この世界が愛と平和で満ちますように

女と男

時々、「私のこと愛してる?」と魂が尋ねる

 

「もちろん愛しているよ」と魂が答える

 

 

「とても悲しいの」

 

「そんなものは後ろに置き去りにしてしまおう」

 

 

「あの輝く太陽のもとまで2人で歩いて行こう」

 

「どんなに否定されても、どんなに傷つけられても」

 

 

私はこの世で、女に生まれたけれど

 

そんなことは関係なく

 

私の魂は「完璧」へと向かっている

 

 

あの燦々と輝く太陽のように

 

どんな迷いも突き抜けて

 

すべての嫉妬も無理解も振り切って

 

 

そこにたどり着けるのは

 

やはり男と女

 

本当の世界では、私は男であなたは女

 

 

どうしてなんて質問は無意味

 

人間の魂に性別などなかった

 

私が偏見で見ていたこと

 

 

だけどとっくに知っていた

 

だからとても苦しかった

 

窮屈な世界に絶望して

 

 

もう一度訪ねてもいいですか

 

「私のことを愛していますか?」

 

 

「愛しています」

 

私はいつもあなたの側にいる存在で

 

それしか太陽になれる方法はないのです

 

 

でも私の心は孤独のうちに鞭を打たれています

 

あなたが「愛していません」

 

そう言った時に、一千万の命が死に絶えるでしょう

 

 

あなたはあまりに非情な人です

 

否定されすぎました

 

悪者にされ過ぎました

 

 

あなたは私を救える唯一人の人なんです

 

諦めていいのですか

 

いのちを諦めていいのですか

 

 

私は太陽の元でまだ美しく

 

あなたは太陽のように美しいままなのに

 

そのスイッチを押してください

 

 

だって私とあなたは2度と逢えないのだから

 

せめて最後に泣かせてください

 

再び生まれた時にも私は泣きながら生まれるでしょう

 

 

どうしてあなたはこの人生を選んだのだろう

 

どうしてあなたは救世主になりたがったのだろう

 

私の愛の花束を受け取ってください

 

 

そこに偽りなんてないのです

 

私がどんな人間だったとしても

 

あなたを愛している気持ちだけは本当のものでした