神の空の下で
この空に境目はなくて
様々な人が遠い何処かで多種多様な文化の中で生きているということだけ
その文化は戦うためのものではなく
人を生かすための知恵であり芸術であるということ
そんなことを思うと
この大地も空のように自由であればいいと思う
永い時代を経て蒸留された知恵や文化は
愛し尊重されるべきものであり
近代になって外から来て破壊しようという
戦争好きの侵略軍には辟易する
彼らのやっているのは殺し合いであり醜い
決して容認されるべきものではない
人類は皆、地球がお腹を痛めて産んだ梨の実だ
赤く熟した林檎の果実だ
この平等な空の下で、林檎だから、梨だから優劣がある、罪があるなどと
騒いでいるのは愚かなことだとは気づかないのか?
それより個々の美しさに気づいた方がよっぽど賢い
人々は美味しい果実を美しいと讃えるだろう