天使の祈り

この世界が愛と平和で満ちますように

海辺の恋人

私はあなたのいる岸辺まで歩く
記憶の貝や黒い剥き出しの岩に裸足が痛む

あなたは何を見ているのですか

燃える街を影に
渇いた音楽が空を羽ばたいた
胸の鼓動は私の防空壕となり
彼は私をじっと見つめて口づけをした

嘘か真実か、喜びに尋ねるべきだろうか
黄金の蔦ならば迷いや悲しみではなく愛に向かうだろう

たとえ私たちが海を失っても
私とあなたの間には揺りかごの海がある

何も変わらず忘れずに
光は優しい眼差しで見ている
そこにいてあなたを待っている

あなたがこぼれ落ちないように
私から千のキスと祈りを送ります