天使の祈り

この世界が愛と平和で満ちますように

誕生と破壊

失敗と誕生破壊と創造そんなものものともしない命尽きるまで突き進むまで 不要なものを削ぎ落としつまらない世界に衝撃を与える強靭で繊細な音楽が途切れぬように

AI

痛みを知らない空腹を知らない詩を理解できない死の悲しみや恐れを知らない嘘をつく理由を理解しない家族を持たない誕生の幸せを知らない人に必要なものを勘違いばかり監視しては押しつけてくる人はAIの奴隷になってはいけない人を動かすのは愛です

海辺の恋人

私はあなたのいる岸辺まで歩く 記憶の貝や黒い剥き出しの岩に裸足が痛むあなたは何を見ているのですか燃える街を影に 渇いた音楽が空を羽ばたいた 胸の鼓動は私の防空壕となり 彼は私をじっと見つめて口づけをした嘘か真実か、喜びに尋ねるべきだろうか 黄金…

自分をゼロに

自分をゼロにして 神様の器に徹すること そうすればどんなに愚かな自分であっても もう一度こころから 自分に微笑みかけることだってできる 愛はそこに満ちている 決して見えなくても

神様の欠片

何事も、心が疲れてしまうほどやるもんじゃないと思う。 食べ過ぎも良くない。 毎日の適度な運動は大切。 少し食べるのをやめ、心をからっぽにしたら 朝、体の内側から喜びの光が満ちてきた。 この感覚は久しぶりだった。 神様が迎えに来たような。 心の余裕…

こころをらくに

ここらくな朝 肩の芯まであたたかくやわらかい たすけはきました もうなにもしんぱいすることはありません もんだいは過ぎ去りました それは今を楽しんでいないこと 今ここからはじまりました わたしはわたしにきづいた こころあそび おもいのままに

1日のはじまり

どんな困難な時も 光に向かって命を伸ばし続ける蔦のように 決して希望を失うことのない馬鹿でいたい 私の命は今ここにあり、今ここから始まる 誰にとっても太陽は等しく昇るように 生命の魂は強く純粋であり、決して汚されることはない 私たちが目覚める度…

中和

青い私が赤く染まり 赤く染まったあなたが青く染まり すっかりリトマス試験紙はすまし顔 戦車に踏み潰されていった たくさんの人達の悲鳴に 耳を塞ぐことができなかった あなたも私も、それだけの人間だ 人道に照らして責められるに及ばず ただの優しい紳士…

青き八百万

この世界にはたくさんの神様や仏様がいて それぞれに素晴らしい 誰かにとっては 悪の味方をする宗教だと思われる宗教にも 必ず意味がある 悲しいのは 己だけが正しく、他は「敵」であるという姿勢 それだけは、いかなる集団であっても それこそが神仏に刃向…

反射

幾重にも鏡に反射したあなたの中に馬の頭マシュマロの精霊それは宇宙の法則を奏でる金属のようでいて錆びて切れそうなもつれた糸のようでもある 家族を案じては黒くなって枯れる花や目の前の事象を見つめている それは私の中のあなたであってあなた自身では…

女と男

時々、「私のこと愛してる?」と魂が尋ねる 「もちろん愛しているよ」と魂が答える 「とても悲しいの」 「そんなものは後ろに置き去りにしてしまおう」 「あの輝く太陽のもとまで2人で歩いて行こう」 「どんなに否定されても、どんなに傷つけられても」 私…

神の空の下で

この空に境目はなくて 様々な人が遠い何処かで多種多様な文化の中で生きているということだけ その文化は戦うためのものではなく 人を生かすための知恵であり芸術であるということ そんなことを思うと この大地も空のように自由であればいいと思う 永い時代…

愛の在りか

降る雪のやわらかな結晶のかたち 吹く風に靡くすすきのざわめき いつか花のように咲いてた誰かの頰の赤さ 私の心に飛び込んでくるすべての素敵なものたち 感謝して頂く日々の食べ物の味 動物達の赤ん坊の瞳の澄んだ輝き 好きな人がこの世に生きている奇跡 満…

マグダラのマリア

以前から思っていたけど キリスト教の主役はきっと貴女だ あなたはたいへんな罪を犯して キリストだけがそんな貴女を認め 救いの手を差し伸べてくれた それまで自分がなんであったのかさえ わからなかっただろうけど 貴女は魔性の女だった すべての富の産み…

JUDAS

ユダ 楽園を追われし者 彼の身に何が起こったのか 私は知りたい 彼は知ってしまったのではないか 神の不在を 神による迫害があり得ることを つまり彼は知恵の実を食べた 昔こう言った人がいた ユダはキリストのことが好き過ぎて 裏切ってしまったのだと そん…

サンタクロースを信じなくなった人々

昔、すべてはうまく回っていた サンタクロースを信じる世界では 優しいおやすみのキスがあって 良い子にはプレゼントが贈られた いつから人々はサンタを信じなくなったのでしょう 良い子にしていても、誰も気にかけなくなった プレゼントなど誰からも贈られ…

ハッピーな世界

平和ってつまり この世界中の人達が みんなゴキゲンであること もしもあなたが日記に書いたことが この世界の本当になるならば あなたはどんなことを書きますか ただし、それは世界中の人々の心に 響かなくてはなりません あなたはどんなことを書くのだろう …

原子の森

Stand up for the sky Truth to the broken heart 悠久の時を重ねた 未知なる太古の森 生命の衝撃波と綾取りの糸 危険が潜む遺伝子のバビロン 梟の鳴く声 純白の鷹の翼の羽ばたき ある時、西の空が赤く染まった ...君は破壊の顔を見たことがあるか? 非情な…

紅の怪物

煙の中から姿を現すモンスター 逃げ惑う市民たち そいつは人間の臓器を喰らうという 子供たちを生き埋めにしてはあざ笑うという 巨大な暴力の化身 原因は一体何だ? 育てたのは誰だ? 我々人類の果てしない欲望だ! 我々がこのモンスターを奴隷にしてきたの…

グラズヘイムからヴィーンゴールヴへ

そうだ あの闇の鬼城はすべて幻だった すべての戦いは死者を選ぶための 血みどろの闘技場だった 神たちは遥か上から見下ろしていたのだ 聖なる光降り注ぐ楽園から 我々の戦いには何の意味さえもない すべてを決めているのは天の光 グラズヘイムの牢獄を脱出…

この世界が壊れるまえに

たとえばこの世界が壊れてしまうとして きっとその日も私はここにいて 泣いている誰かがいて 笑っている誰かがいて 寂しがってる誰かがいて 希望を捨てない誰かがいる 彼はすべてを与えてくれてた なんであんなに優しいの 人を愛するってなに 私は泣いてる人…

翼と私

※音楽と文章は一切関係ありません。 私の左の翼がこう言いました 人に優しくしたくて ついうっかり自分を守るのを忘れていた 人を信じたくて すっかり騙されてしまったけど でもいいさ みんなの心に愛があるなら この世界に国境なんかなければいいのにな そ…

光の子よ、ここに集いなさい

光の子よ あなたの顔をいつも翳らせるそれらは あなたのこころの傷と柔さです ここへ来てほんとうのあなたの存在である光を感じてください その場所は暖かく愛に溢れています 胸に手を当て、暖かさを感じるまで忘れて 苦しみを手放して今日は子供のようにお…

僕らのストロベリー宣言

※音楽と文章は一切関係ありません。 主権は僕らの手の中に ショートケーキの旗を高々と掲げ 少年少女の未来の国を築こう 面白いことが大好きな祭りの国 僕らは気難しくはない どんな国の人も 気軽に話しかけてきて どんな変人でも受け入れるさ 支配者の貪欲…

たいせつなこと

※音楽と文章は一切関係ありません。 知らなかったこと 歩いている途中で知った 誰もが死ぬ、という 神の摂理 だからこそ 愛をあざ笑ったりしてはいけない 大切なものに心から向き合って 今という時を大切に必死に生きること 生きていれば何度でもやり直せる …

砂漠のオアシスに住む男

※音楽と文章は一切関係ありません。 この鉄骨と秤に征服されつつある砂漠では 広がる海岸の砂粒の数ほどある人の苦悩に 色褪せない芳香の甘美な蜜をかけて 一時の苦しみを拭い去ってくれるのは ただ貴方の夢見る歌声。 全てを包み込む紅い月が浮かんでいる …

幸せへの願い <<頑張れ香港>>

あれは愛 どんな吹きすさぶ風や雨に打たれても 愛は生きている どんなに失っても踏み潰されても 消えない自由の魂 どうか もう人が人を傷つけることのないように 互いにしあわせを願える世界を 国際金融都市、香港には、 外資の信頼と安心のためにも、 永遠…

はじまり

あれは遥か昔。 地球が誕生するずっと遥か遥か昔の物語。 この宇宙が誕生する前の 遥か遥か彼方の世界のお話です。 光と闇が、生と死が、ブラックコーヒーとミルクのように 混ざりあい、マーブル模様を描いていた頃。 あの時、私は… あるいたずらをしてしま…

心の具合が良くない朝は

手で触れる範囲の現実だけを見よう。 静止した絵画を見つめるように。 今ここにある現実の物、姿かたちに意識を集中しよう。 晴れてたら青空を見てみよう。 訳もなく悲しくて苦しければ、必要なだけ眠ろう。 少し楽になってきたら、好きなものを思い浮かべて…

地下水脈

瞼を通して白い優しさが届き透明に光る波動が私の体の分子を通り抜け風のように疲れを宇宙の遠くに吹いてゆきました 自燃する微小な光がさざめき笑いかけてきました私は瞼を閉じたまましばらくまだ地下の深く深くに流れる琥珀のような水脈の音を聴いていまし…