天使の祈り

この世界が愛と平和で満ちますように

散文

1日のはじまり

どんな困難な時も 光に向かって命を伸ばし続ける蔦のように 決して希望を失うことのない馬鹿でいたい 私の命は今ここにあり、今ここから始まる 誰にとっても太陽は等しく昇るように 生命の魂は強く純粋であり、決して汚されることはない 私たちが目覚める度…

青き八百万

この世界にはたくさんの神様や仏様がいて それぞれに素晴らしい 誰かにとっては 悪の味方をする宗教だと思われる宗教にも 必ず意味がある 悲しいのは 己だけが正しく、他は「敵」であるという姿勢 それだけは、いかなる集団であっても それこそが神仏に刃向…

女と男

時々、「私のこと愛してる?」と魂が尋ねる 「もちろん愛しているよ」と魂が答える 「とても悲しいの」 「そんなものは後ろに置き去りにしてしまおう」 「あの輝く太陽のもとまで2人で歩いて行こう」 「どんなに否定されても、どんなに傷つけられても」 私…

神の空の下で

この空に境目はなくて 様々な人が遠い何処かで多種多様な文化の中で生きているということだけ その文化は戦うためのものではなく 人を生かすための知恵であり芸術であるということ そんなことを思うと この大地も空のように自由であればいいと思う 永い時代…

愛の在りか

降る雪のやわらかな結晶のかたち 吹く風に靡くすすきのざわめき いつか花のように咲いてた誰かの頰の赤さ 私の心に飛び込んでくるすべての素敵なものたち 感謝して頂く日々の食べ物の味 動物達の赤ん坊の瞳の澄んだ輝き 好きな人がこの世に生きている奇跡 満…

マグダラのマリア

以前から思っていたけど キリスト教の主役はきっと貴女だ あなたはたいへんな罪を犯して キリストだけがそんな貴女を認め 救いの手を差し伸べてくれた それまで自分がなんであったのかさえ わからなかっただろうけど 貴女は魔性の女だった すべての富の産み…

JUDAS

ユダ 楽園を追われし者 彼の身に何が起こったのか 私は知りたい 彼は知ってしまったのではないか 神の不在を 神による迫害があり得ることを つまり彼は知恵の実を食べた 昔こう言った人がいた ユダはキリストのことが好き過ぎて 裏切ってしまったのだと そん…

サンタクロースを信じなくなった人々

昔、すべてはうまく回っていた サンタクロースを信じる世界では 優しいおやすみのキスがあって 良い子にはプレゼントが贈られた いつから人々はサンタを信じなくなったのでしょう 良い子にしていても、誰も気にかけなくなった プレゼントなど誰からも贈られ…

ハッピーな世界

平和ってつまり この世界中の人達が みんなゴキゲンであること もしもあなたが日記に書いたことが この世界の本当になるならば あなたはどんなことを書きますか ただし、それは世界中の人々の心に 響かなくてはなりません あなたはどんなことを書くのだろう …

原子の森

Stand up for the sky Truth to the broken heart 悠久の時を重ねた 未知なる太古の森 生命の衝撃波と綾取りの糸 危険が潜む遺伝子のバビロン 梟の鳴く声 純白の鷹の翼の羽ばたき ある時、西の空が赤く染まった ...君は破壊の顔を見たことがあるか? 非情な…

紅の怪物

煙の中から姿を現すモンスター 逃げ惑う市民たち そいつは人間の臓器を喰らうという 子供たちを生き埋めにしてはあざ笑うという 巨大な暴力の化身 原因は一体何だ? 育てたのは誰だ? 我々人類の果てしない欲望だ! 我々がこのモンスターを奴隷にしてきたの…

グラズヘイムからヴィーンゴールヴへ

そうだ あの闇の鬼城はすべて幻だった すべての戦いは死者を選ぶための 血みどろの闘技場だった 神たちは遥か上から見下ろしていたのだ 聖なる光降り注ぐ楽園から 我々の戦いには何の意味さえもない すべてを決めているのは天の光 グラズヘイムの牢獄を脱出…

この世界が壊れるまえに

たとえばこの世界が壊れてしまうとして きっとその日も私はここにいて 泣いている誰かがいて 笑っている誰かがいて 寂しがってる誰かがいて 希望を捨てない誰かがいる 彼はすべてを与えてくれてた なんであんなに優しいの 人を愛するってなに 私は泣いてる人…

翼と私

※音楽と文章は一切関係ありません。 私の左の翼がこう言いました 人に優しくしたくて ついうっかり自分を守るのを忘れていた 人を信じたくて すっかり騙されてしまったけど でもいいさ みんなの心に愛があるなら この世界に国境なんかなければいいのにな そ…

砂漠のオアシスに住む男

※音楽と文章は一切関係ありません。 この鉄骨と秤に征服されつつある砂漠では 広がる海岸の砂粒の数ほどある人の苦悩に 色褪せない芳香の甘美な蜜をかけて 一時の苦しみを拭い去ってくれるのは ただ貴方の夢見る歌声。 全てを包み込む紅い月が浮かんでいる …

幸せへの願い <<頑張れ香港>>

あれは愛 どんな吹きすさぶ風や雨に打たれても 愛は生きている どんなに失っても踏み潰されても 消えない自由の魂 どうか もう人が人を傷つけることのないように 互いにしあわせを願える世界を 国際金融都市、香港には、 外資の信頼と安心のためにも、 永遠…

静かなる夜明け

本当の朝は外にはない 景色はゆるやかに停止し静まり返る どこか深い哀しみのように冷静で けだるく白い無関心に浮かびながら 隔絶された意識の中に 私の本当の姿を教えてくれた 貴方の光だけが満ち 言葉を発する事で光となる この人類という生き物を 驚きと…

誰かの存在、励ましで

歩いていけそうな気がする。 人間ってそういうものなんだなぁ。 私は、貴方の、歌が、聴きたい。 そこまで頑張って歩いていく。 だから、自分を大切にしてください。 きっとこれからも、生きていくから。

アフリカに降る雪

アフリカで1世紀に1度の雪が降ったって 雪の中でキリンが瞬いてたと聞きました 日本列島に沿って大げさな台風のパレードが通り 北海道では地球が思い切り身震いしました 日常ってなんだろう 日常が異常なら、異常事態が日常になる これぞ正しき世界の見本と…

ロマンチックバカになりたい

こんな世界だから、こんな世界だからこそ。 人の心に夢やロマンがほしい。 それは、ほんとうに素敵なことだから。 人の心を守り、優しさを感じて貰うために ロマンチックバカになろう。 ロマンチックは、魅惑的で優しくて愛に溢れてる。 もっともっと学ぶべ…

幸せの木を信じて

大丈夫きっとうまくいく神はみずから助くる者を助く神様に愛されたあなた自分を信じてきっとうまくいく みんなに愛されたあなたこれからも愛はとぎれず周りをも潤していくそんな泉を持っているあなた あなたしか持っていない光が今日の私を支えている神様は…

青い蝶

昨日、灼熱の蜃気楼の橋の上で青い羽根の蝶を見つけましたアスファルトに焼けてもう命は長くないようだったから鞄に入れて持ち帰ってガラスのお皿にいれました少しの蜜と潤いに羽が震えてた誰かが書いたレ・ミゼラブルの筋書きガラスの中に閉じ込めた青く燃…

どんなあなたでも (傷ついた人に)

どんな時も あなたを愛してる 私の中のあなたを どんなあなたでも きっと私はあなたを 愛していたと思う 苦しんでいる時も 間違った時も 疲れ果てた時も あなたと一緒に苦しもう あなたと一緒に抱きしめよう あなたという命を この世界は時に残酷で 死神の鎌…

星に願いを

あの空を行く人に翼を 人の心を癒してきた人の心にも愛と幸せを 困難に立ち向かう人達に希望を いつも見捨てない光を 明日を信じる力を 疲れは癒されますように 傷は手当てされますように この願いが星に届きますよう

最高の夏を信じる

火薬が弾ける 火の鳥が翔ぶ そんな最高の日々に 希望に満ち溢れた心たちに 湿った新聞紙は似合わない 笑顔で待っている人達がいる 待ち焦がれていた人達が どんどん増えていくよ 心に明かりが灯ってくよ 愛というともしびが 人を信じるという明かりとなり 人…

英雄

あなたは永遠の夏のかがやき その翼は時空を越えてゆく黄金 茜の空に照り返す飛翔の縁を なぞるような透明な光が降り注ぐ これが愛 これが涙 初めて見る景色は驚きばかりで 胸の真ん中がまるく満たされてゆく あなたしか与えられなかった幸せの味 あなたの姿…

決壊

メトロノームの鼓動に押し出されるように 無限音階の鍵盤を踏んで 即興重奏の洪水を泳いでいた 逆さになって覗き込んだ鏡 光が打たれたその瞬間 腕時計は歩みを止めた 私が私を見つめていた 過去から未来へ 満たしていく微笑みで 天に光の亀裂が走った 愛の…

我々は不死鳥だ

メッタメッタになる日はメタメタに打ちのめされればいい 疲れ果て死の影を見るだけ見ればいい でもそれで戦いの痛手はお終いだ 何度でも太陽は昇る 何度でも立ち上がり、大きな声で笑いに行く 太陽が輝いている 黒い紙の裏側は、目も潰れる程の光 いつも眩し…

地球にも意思があるのか

携帯で撮ったら、空に旗が出てた。 「空に浮かんだ雲のふるいにかけられて下りてくるような 光の色で僕らの見えない国境線 きわめて明るく引かれてる」 の平和の旗みたいに空にたなびいてた。 カメラで撮ったら、そこには旗はなかった。 そんなに時間は経っ…

バリ島の石像に学んだこと 人間の根源的な「恐れ」

バリ島には、いたるところに「魔除け」の怖い顔をした(気迫に満ちた)石像やお面が大きなものだと建物のサイズくらいから、小さいものだと握りこぶしくらいのものまで、様々な形のものが飾られています。10歩歩けば遭遇する程です。 ヒンドゥー教のお爺さん…